福島キリスト教会 から 聖書のメッセージ

日曜礼拝で語られている聖書からのメッセージをUPしています。

新約聖書-使徒書簡

「新しい人」を着るように (コロサイ人への手紙 3章)

コロサイ書やエペソ書は「獄中書簡」と呼ばれ、パウロが牢につながれているか軟禁状態にある最中に書かれた手紙と言われています。 コロサイ書、エペソ書、またヘブル書などは、どこかの特定の教会だけの個別的問題を扱った手紙というよりも、当時の地域教会…

「アポカリュプシスー黙示ー」(ヨハネの黙示録 から)

聖書の最後の書である「ヨハネの黙示録」からメッセージを戴きたいと思う。聖書の中で一番難しいとも言われる書。 何事も「はじめと、おわり」が肝要である。 「創世記」は世界と人間、堕落と罪と救い、すべての始まりを記しており、最後の書である「黙示録…

生涯全てが「絶えざる洗礼」である(ローマ書7章より)

「洗礼の意味」を振り返る -しるしと約束- 「洗礼」の語源は「水に沈める」という言葉であり、水中に全て沈められて、またそこから引き上げられることを含んでいる。「完全に沈める」と「引き上げる」の2つの要素がそこにある。 ⇒ ローマ書 6章の「洗礼論」…

あなたも聖なる祭司となって(ペテロの手紙第一 2章5節)

<「万人祭司主義」による「教会観」に立ち帰る> 宗教改革(プロテスタント教会)の3大テーマはなにか?「信仰義認」「聖書主義」「万人祭司主義」である。 ⇒ 中世以前の教会観は「教会」は 聖職者の組織(位階)という考え方で成り立つ。 一般信徒は「教会…

十字架の言葉は愚かであるが、救いに与る者には神の力である

2018年1月21日 礼拝メッセージ 【第1コリント 1~2章】 2:1兄弟たちよ。わたしもまた、あなたがたの所に行ったとき、神のあかしを宣べ伝えるのに、すぐれた言葉や知恵を用いなかった。 2:2なぜなら、わたしはイエス・キリスト、しかも十字架につけられたキリ…

律法から福音へ (ローマ人への手紙 3章21節)

使徒パウロが書いた「ローマ人への手紙」は「救い」「福音」とは何か?ということが異邦人読者に向けて丁寧に順序だって説かれている書簡です。 信仰の養いのためにも重要な内容が含まれており、折りに触れて何度も繰り返し読み返し、読みを深めていって頂き…