新約聖書-福音書
本日は四旬節第一主日です。レント(四旬節)に入りました。 ヨハネ福音書では12章前半からエルサレム入城の場面となっています。本日の箇所(20節以降)はエルサレム入城直後の出来事を描いています。 異邦人=ギリシャ人の改宗者がイエスに会いにやって来…
<ベツレヘムへの旅> ダビデの家系であったヨセフは、皇帝アウグストゥスの戸籍登録令のため遠いベツレヘムの町まで行かねばならなかった。140kmの道のり。身重であったマリヤを連れての長旅であった。 しかし、ベツレヘムに着くと、すでに公共の施設や宿は…
本日も、イエス様の譬え話から1つを取り上げてみたいと思います。 譬えには日常感覚とのズレがあり、それが福音の驚き、神の国と世の国の違いを指し示すポイントとなっていることを繰り返してきましたが、この譬えではどうでしょうか 義とされて家に帰った…
<「譬え」で語ることの意味> ガリラヤの湖畔にイエス様がおられると、おびただしい数の群衆が押し寄せてきた、と1節にあります。イエス様は舟に乗って、湖の方から岸辺にいる群衆たちに対してこの譬え話を含む説教をされたという状況です。 ここには、大…
2018年3月の礼拝メッセージから【ルカによる福音書15章11節~】 <放蕩息子の家出/相続分の生前分与> 父の死後、相続時にもらうはずの「大事な遺産」を父親からもらい受けるとすぐに、父親の元を離れ、遠い異国に出て行ってしまいます。 ⇒ 息子は父そのも…